春といえば、花粉症・そしてワクチンのシーズンで、それから紫外線量も増えてくる時期・・・
三寒四温とも言われる通り、暑くなったり寒くなったり・・・
身体にとっては大きな環境の変化で、ちょっとだるくなりやすいシーズンになります。
そのため、皮膚病になったり涙やけが増えたり、冬の間に蓄積された悪いものが一気に出てきたり、イライラなど精神的に情緒不安定になったりすることも。
そんな時にワクチンを打つというのは、更に状態を悪化させるきっかけになることもあります><
先日お届けしたメルマガではお悩みの方のために、
「私だったらこうする」という1つの提案をお伝えしました。
結構ざっくばらんにお答えしましたので、是非参考にしていただければと思います^^
まだチェックしていない方は、4月10日に届けられたメールを確認してみてください!
(時々迷惑メール受信箱に自動的に入れられてしまうこともあるようですので、その場合は設定を各自で変更してくださいネ!)
さて、この春の時期は特にホリスティックケアの出番です
身体への影響を減らす方法はたくさんあります。
ワクチンの影響を減らせるホリスティックケア
●ハーブ(西洋・東洋)
●アロマセラピー
●ホメオパシー
●栄養によるサポート(手作り食)
●サプリメント
などなど・・
<ハーブクイズ!>
クイズ形式にしてみます^^
春にお勧めのハーブはいくつかあるのですが、その中でも特に紫外線から眼を守ってくれたりワクチンの効果を高めてくれるハーブがあります。
それはどれでしょうか?
a. ネトル
b. ダンデライオン
c. カレンデュラ(キンセンカ)
d. パッションフラワー
紫外線・ワクチン対策に利用できるハーブ
ワクチンを打つ場合、1週間前からハーブで強化しましょう
一般的に春によくお勧めされるハーブとして有名なのは、ネトルですネ!
花粉症対策によく利用されます。
皮膚の痒みが増えたり目やに、鼻水が出てきている場合には是非使ってみてください。
アレルギー症状が起こると出てくるヒスタミンという物質を抑えてくれるのがネトルなのです。
飼い主さんもワンちゃんも一緒にアレルギー体質で・・という場合には、一緒にハーブティを飲むといいですネ!
ただし、今回の主役はネトルではありません。
クイズの正解は・・・
c. カレンデュラです!
ハーブというのは大体どれでも炎症や酸化を抑える物質というのを持っていたりします。それによって自分自身を外の環境から守ることもしているのですね。
そのため、他のハーブでも役立てられると思います。
ただし、きちんと効果が証明されているものということで、カレンデュラになりました。
カレンデュラとは?
学名:Calendula officinalis
元々は地中海沿岸地域原産のキク科のハーブで、別名キンセンカとかポットマリーゴールドと呼ばれたりもします。
よく昔から傷の手当のためにその浸出油が使われてきました。
ビタミンAやフラボノイドが豊富なので、傷ついた皮膚を修復させるのに役立てられます。
もっと簡単な方法として、実際に皮膚病のこにはハーブティをそのまま湿布することで炎症を引かせることもできるんですヨ。
<今回のポイント>
カレンデュラの凄いところは抗酸化物質ルテインが豊富に含まれているところです。
ハーブといっても主に花びらを使いますが、そのオレンジ色の色素(カロテノイド)に含まれるのがルテイン!
ルテインは、目の網膜や水晶体(レンズ)に元々多く含まれていて、紫外線から眼を守っているのですが、年齢が高くなるにつれて減ってくると言われています。
とくに高齢になった動物では水晶体(レンズ)が白く濁る病気、白内障がよく見られます。
そのような場合や紫外線に弱いと思われるこ(特に色素の薄いこ、白毛やグレーの毛色を多く持つこ)ではルテインが非常に役立てられます。
その他、免疫の機能を高めたり、ワクチンを打つときにルテインをサプリメントとして与えたところ、より多く抗体を作ることができたという報告があります(1,2、3)。
ワクチンの働きをサポートできるということなのです^^!
ハーブには西洋医学で使われるお薬の効果をサポートしたり逆に副作用のリスクを減らすなどといった不思議な働きがあります。
具体的な与え方などについては、セミナーや個人的なご相談でお答えしております。
是非参考にしてみてくださいネ☆
さて、5月に開催する病気別スープレシピのWEBセミナー(春編)でも、デトックスに役立てられるハーブや薬味についてお話ししていきます!
難しくありません。
材料は基本的にスーパーやネットなどで簡単に手に入る食材ばかりです^^
各種病気について触れていきながらすぐに実践できるような、そして尚かつご質問にもお答えしていきますので、さまざまなかたちでサポートできる内容となっております。
WEBセミナーのほうが現地会場で行われるセミナーよりも少人数なので、実際には多くの方と直接お話しができます。
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「前回受けたけれど復習したい!」という方のために、再受講プランもあります!
参考にしていただければ幸いです。
それではまた!
<参考文献>
(1)Kim HW, Chew BP, et al. Dietary lutein stimulates immune response in the canine. Vet Immunol Immunopathol 2000; 74(3-4): 315-327.
(2)Smith BHE, Devlin P. Enhancing puppy immune response through diet. WALTHAM Focus. 2000;10(4):32-33.
(3)Koelsch S, Smith BHE. Strengthening the barriers against feline infectious diseases. the benefits of antioxidant - enriched diets. WALTHAM Focus. 2001;11(2):32-33.
(旧ブログはこちら)
~動物たちが健康的に,毎日笑顔で過ごせますように~
ーホリスティック獣医Saraでしたー
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