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肺がんや心臓病と大気汚染との関連:あり

こんにちは ホリスティック獣医Saraです🌿

最近暑くなってきていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか~?

気温が上がったり下がったりですが、くれぐれも体調を崩さないようにご注意くださいネ

ちなみに年々、平均気温は上がってきています・・

今度公表するYoutubeビデオでも、 地球温暖化について取り上げていますので、公開した際にはぜひ見ていただければと思います!

今回は、「ペットへのマスクについて、欧米獣医師と私の見解」に関する動画を、新たに一般公開しました🐾 「ペットへのマスクなんて、いらないんじゃ・・?」と、思っている方が大半だと思います

これが・・違うのです。


じつは、

マスクの利用というのは、ウイルスの感染対策のためだけではありません。

他にも、さまざまな粒子をブロックするために利用されていて、どちらかというと感染対策よりもそちらの目的のほうがメインなのです。

そう考えたときに、今後ペットに利用するということも増えてくるのではないかなと、私は予想しています

特に、呼吸(とくに肺がん)や心臓病に関しては、汚染された空気を吸い込んだりすることが関連していると言われています(1、2)。



汚染された空気というのは・・?



それは、

いわゆる、アスベストPM2,5などの細かい粒子を含む空気やスモッグなどになります。

これらの汚染された空気・・・ばかにできません・・・💦

日本では黄砂による被害も大きいですよね・・



これって、呼吸の問題だけではないのです・・

皮膚につくことで皮膚病が悪化することもありますし、このような空気を長期間吸い込むことで腎臓の機能が落ちる可能性があることも示されています・・(3)

まだまだ先のことなので何十年後になるかはわかりませんが、人間やペットがマスクをつけている姿を見ることが日常的になるかもしれないなと、私は考えています。

実際に、大気汚染のひどい中国や韓国ではワンちゃんのマスク姿が見られていますからネ・・


前回もお話ししたとおり、マスクって奥が深いのです~


さて、再び新しく開設した当院Youtubeチャンネルに動画をアップロードしました

前回のPART1につづき、今回はPART2になります


欧米獣医師と私の見解:ペットへのマスクは必要?

ー動画コンテンツー流れー  ◆マスクの形と顔のかたち   ◆ぬいぐるみで説明   ◆犬用ガスマスク   ◆英国PDSA(People’s dispensary for sick animals: 動物のための人民医務室)の見解   ◆短頭種のワンちゃん・猫ちゃんは要注意   ◆英国BVA(British Veterinary Association: イギリス獣医学協会)の見解   ◆N95マスクとは?   ◆米国NIOSH(National Institute for Occupational Safety and Health: 国立労働安全衛生研究所)で行われている試験について   ◆N95マスクで防げる粒子   ◆米国:一般の人がN95マスクを着用することは推奨されていない   ◆感染予防に重要なのは?   ◆くしゃみは結構とぶ   ◆ペットにもマスクをつけるべき?   ◆まず確認するべき2点のこと   ◆世界:犬用マスクの需要が高まった事例(PART3へつづく・・) 動画ではさらに深く解説!ぜひ参考にしてみてください。 忙しくても大丈夫!スライドをお見せしていますが、聞き流しでも理解できるように作成しています。 料理中とか、お散歩中や動物たちと遊んでいる最中にでもラジオ感覚で流してみてください^^ 内容は、新型コロナのことだけではありません。

熱中症にかかりやすい犬種・猫種も入れてます^^

マスクとどう関連するのかは、観てのお楽しみです~)


参考にしていただけたら幸いです♪ それではまた! <新型コロナ復興支援> お役立ち情報を動画で、100本以上無料公開していく予定です^^ 他にもペットのしつけや食・健康などに関する情報をお届けしておりますので、興味のある方はチャンネル登録していってくださいネ^^🍀 YouTube公式チャンネルの登録テレビはこちら🐶🐱 ⇒ ホリスティック獣医Saraによるペットの暮らしと健康 ー動物たちが健康的に,毎日笑顔で過ごせますようにー イギリスからお届け!ホリスティック獣医Saraでした✨



★シェアはご自由にしていただいて構いません^^


<参考文献>

(1) Cohen A. Air pollution and lung cancer: what more do we need to know? Thorax 2003; 58(12): 1010-1012.

(2) Byeong-Jae L, Bumsesok K and Kyuhong L. Air pollution exposure and cardiovascular disease. Toxicol Res 2014; 30(2): 71-75.

(3) Nate S. PM2.5 and kidnery function: Long-term exposures may lead to modest declines. Environ Health Perspect 2016; 124(9): A168.


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