以前、ブログ【ワンちゃんも日焼けする?紫外線対策は?】を投稿したところですが、日本はやっぱり蒸し暑いですネ~~(-。-;
この時期は気温だけでなく湿度にも気をつけてあげましょう!
日本だと湿度が大体60%以上で、90%になることも・・・(汗)
これは・・世界的にみるとやっぱり湿度が高いです><
エアコンの設定をドライにして湿度を40%以下にすると、快適に過ごしやすくなりますヨ☆
さてさて、今回のテーマは夏太り!!
夏バテ:実は太りやすい??
一般的に夏って、もともと食欲が落ちやすい時期になります。
だから、痩せるのでは?と思いがちですが・・・
・・・
意外にも、夏って体重が減りにくいんです。

なぜなら、消費エネルギーが冬よりも少ないから。
身体の熱を保つのにそれほどエネルギーを必要としません。
そのため、必要な摂取カロリーというのは冬より夏のほうが少なくて済むのです。
ここで、注意したいポイントがあります!
まず、どれくらいの量を与えるべき?
手作り食を実践している飼い主さんやペットフードを与えている方から「うちのこにはどのくらいの量を与えたら良いのでしょうか?」とのご質問をよくお伺いしています。
結論を先にお伝えしますと、
答えは、「そのこそれぞれ」です(^・エ・^)
「え?でも具体的な量を知りたいなぁ・・」と思われる方もいらっしゃると思います。
確かに、ある程度の量は体重で決まっているので、メール相談やビデオ相談などでご希望があれば計算して直接お伝えしています。
でも重要なことに、実際にその量で与えてみると体重が増えていったり逆に減っていったりする場合があるのです。
パッケージに記載されているような適正といわれる【計算上の目安量】と実際に与えるべき【本当に必要な量】の差が100gも違うことが・・・(꒪ȏ꒪)!
なぜでしょうか?
それは、
運動量や年齢、抱えている病気などによって代謝が全く違うからなのです。
人間でも、同じ量を食べていて太りやすい人と太りにくい人がいるのと同じです。
スポーツをしているアスリート達は運動量がかなり多いので大量に食事を食べていますが、全然太りませんネ。
運動しているからです。
同じ人間でも、10代の若い頃と80歳になった頃の食事量やメニューって同じでしょうか?
違いますよネ。
それからもう1つ。
意外な盲点として季節の違いもあります。
カレンデュラとは?

「1年を通して同じ量の食事を与えれば良い」と考えている方が多いかもしれませんが、実はちょっと違うのです。
私達もそうですが、動物たちにも常に体温を一定に保とうとするカラダのしくみがあります。
体温を一定に保つのにカラダのなかにあるエネルギーを使っています。
もっと簡単な方法として、実際に皮膚病のこにはハーブティをそのまま湿布することで炎症を引かせることもできるんですヨ。
一般的に熱を下げるよりも上げるほうがエネルギーを必要とするので、ワンちゃんでも猫ちゃんでも、動物たちは一般的に冬のほうが多く食べようとする傾向があり、夏は食欲が落ちやすくなります(1、2)。
そのため、本来夏に食欲が落ちるのは必要なエネルギーが減っているから起きている自然なカラダのしくみとも言えるのです( ˘⊖˘)
そんなときに食欲が落ちているからといって一定量を無理に与え続けようとすると、今度は胸やけが起きて吐いたり下痢したり・・・
カラダの不調が出てくることがあるので要注意!
健康なこであれば、夏に起こりがちな多少の食欲低下はそこまで大きな問題にはならないことが殆どです。
ただし・・・
実際に食欲が落ちているからといって、''全て'' が単なる夏バテとは限らないのが、やっかいなところですネ・・
もちろん、実際に病気の場合もあります。
「本当に病気なのか?」
「単なる夏の食欲不振なのか?」
を見極めるポイントがあります。
それは、
体重を測ってみることです。
体重が落ちていたら病気の可能性が出てきますので、そのあたり考慮してみてください。
そのほか「脱水しているかどうか?」も重要なチェックポイント☆
軽い脱水ってちょっと分かりにくいこともあって、見分けるにはコツがあります。
(前回セミナーを受講された方は是非おさらいしてみてください。ちなみに、メルマガ会員の方は1,080円(早割)で再受講が可能ですヨ!)
さらなる詳細については、WEBセミナーでお伝えしていきますネ!
ちょっとした夏のポイントでした(^・エ・^)
さて、9月4日&9月5日に開催するWEBセミナー:ワンちゃん・猫ちゃんのための夏バテ対策ホリスティックケアでは、カラダの熱を取ったりデトックスに役立てられるハーブや薬味についてお話ししていきます!
難しくありません。
材料は基本的にスーパーやネットなどで簡単に手に入るものばかりです^^
そのほか、個人的なご質問についても盛り込んでお話ししていきますので、お申込みフォームの中にある項目で気になることなどお気軽にご記入くださいネ。
詳細・お申込みはコチラです。
【犬猫栄養学の最新情報】や【手作り食を作る上でここだけは押さえた方が良いポイント】についても、ちょっとだけ触れる予定です♪
<参考文献>
(1)Samuel S, Alexandre F, et al. Seasonal variation in the voluntary food intake of domesticated cats (Felis Catus). PLoS One 2014; 9(4): e96071.
(2)Raul AAM, Sergio AGP, et al. Food preferences in dogs: Effect of dietary composition and intrinsic variables on diet selection. Animals (Basel) 2019; 9(5): 219.
(旧ブログはこちら)
~動物たちが健康的に,毎日笑顔で過ごせますように~
ーホリスティック獣医Saraでしたー
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